まず、どの程度の規模(教室の広さ、生徒数)で開講するかを考えることが大切です。広さは、基準として生徒5名で開講する場合、8畳(11平米)程度の広さが必要になります。

参考)4つの教室のタイプを参考にして下さい。

■既存の教室・・・学習塾やパソコン教室など既存の教室を活用できる場合は、コストや準備にかかる時間を減らすことが出来るため、まずは既存の教室で開講することを考えます。スペースや教室の場所が適当でない場合に、別の場所での開講を検討します。

■自宅・・・自宅で使っていない部屋がある場合は、コストや準備にかかる時間を減らすことが出来るため、低いリスクで開講出来ます。ただし、広さに制約があること、また部屋の場所(”自宅の奥にある、2階にある”などはなるべく避けて、玄関近くにある部屋がベスト)については十分考慮する必要があります。

■時間貸しの場所・・・既存の教室や自宅での開講が出来ない場合、比較的コストが抑えられるため、時間貸しが可能な、主に公的な施設(公民館や集会所など)での開講を検討します。また、公民館報など、公的な広報手段を使える可能性もあるため、事前に下調べをしておくと良いです。但し、時間貸しのため、定期的な曜日・時間帯で場所が確保出来るかについては事前に確認が必要です。

■空きテナント/空き家・・・コストは一番掛かりますが、広さや使い方を考えると一番自由度が高いです。ある程度広さや部屋数があれば、同時間帯に複数のコースを開講することも可能です。ただし、コストが掛かることから、ある程度の受講者の確保が必要になるため、通学路や住宅街(子どもたちが多い場所)の近くが理想的です。